英語podcastとか流行っているようなので、映画のシナリオサイトとかいろいろオススメしてみるよ!
最近、英語のpodcastの話題や、「超字幕」の話題が人気のようなので、英語勉強に使えるサイトを僕もいくつか紹介してみようと思います。映画の話は最後に。
まず僕が英語のpodcastを探すのに使っているのはこれです。
Podcast検索サイト 「DigitalPodcast」
世界中のpodcastのリンク集です。様々な話題ごとに整理されているので、興味のある分野のpodcastを片っ端から登録してみるとかなりいいんじゃないでしょうか。TechnologyとかArtとかいいですね。どうせ聞くなら自分の専門分野の英語のほうが楽しいに決まっていますね。その場で聴けるのもいいです。
次におすすめしたいのはこれです。
LanguageExchangeと呼ばれる活動を支援するためのSNSです。LangageExchangeは、自分が習いたい言語をネイティブの人に教えてもらう代わりに、自分も他の人に母国語を教えてあげるという活動です。
このサイト上では、学習中の言語でMIXIのように日記をつけることができ、その記事を他のネイティブのユーザが添削してくれます。その代わり自分も自分の母国語で書かれた他の人の日記を添削してあげましょう。
母語が日本語で英語を習いたいようなケースでは、このサイトは楽しめるんじゃないかと思います。日本語を習いたい外国人はいっぱいいますし、英語を母国語とする人は当然多いので。
案外おもしろいのは、他の人の日本語の添削です。こっちはネイティブスピーカーなので、微妙なニュアンスの間違いも手に取るように分かり、外国語で日記が上手く書けなくてその難しさに落ち込んだときも、「難しいのはお互い様なんだ」と思えます。
また外国人が間違えやすい日本語の表現なんかも分かって、外国人がなんだかkawaiiく見えるし、逆にものすごく高尚な日本語を使いこなしている人もいて、とても勉強になります。
(余談ですが、このサイトにも「Functional Programming / Haskell」のグループがあったのには笑いました。全然活動してないけど。)
次は英語の雑誌が読めるサイト。
洋雑誌をシェアできるサイトです。少し前に物議をかもしていたんですが、いちおう事件は解決したようですね。ここではいろんな洋雑誌の記事をWEB上で読むことが出来ます。
以前は有名な雑誌がかなりあって(Wiredとか)、英語の雑誌を日本に輸入していた洋販が潰れて困っていた身としては助かっていたんですが、訴えられてからはずいぶん内容が寂しくなってしまいました。
それでも生の紙面が検索できて手軽に見れるのはいいですね。洋雑誌は広告がすごく勉強になると思うのでおすすめです。
で、いよいよ映画の話。
映画のシナリオデータベース 「IMSDB」
ここはすごいです。有名映画からマイナー映画まで、いろんな洋画のスクリプト(台本)が検索できます。しかもその場で全文読めます。
映画の台詞なので気障っぽかったり大袈裟だったり汚すぎたり、当然日常では使えない表現も多いですが、そんなことより、「憧れの映画のあの台詞が英語で読める/言えるようになる俺かっこいい!」というのが正しい使い方です。
たとえば僕の大好きなタランティーノのPulpFictionの台本。スラングばりばりですさまじい内容の映画なんですが、今見るととんでもなく豪華な俳優陣のドタバタ群像劇でカコイイです。ビンセントとジュールスのあのクールな台詞も読めます。
VINCENT
Well, in Amsterdam, you can buy beer
in a movie theatre. And I don't mean
in a paper cup either. They give you
a glass of beer, like in a bar. In
Paris, you can buy beer at
MacDonald's. Also, you know what
they call a Quarter Pounder with
Cheese in Paris?
JULES
They don't call it a Quarter Pounder
with Cheese?
VINCENT
No, they got the metric system there,
they wouldn't know what the fuck a
Quarter Pounder is.
JULES
What'd they call it?
VINCENT
Royale with Cheese.
JULES
(repeating)
Royale with Cheese. What'd they call
a Big Mac?
VINCENT
Big Mac's a Big Mac, but they call
it Le Big Mac.
JULES
Le Big Mac. What do they call a
Whopper?
VINCENT
I dunno, I didn't go into a Burger
King. But you know what they put on
french fries in Holland instead of
ketchup?
JULES
What?
VINCENT
Mayonnaise.
JULES
Goddamn!
VINCENT
I seen 'em do it. And I don't mean a
little bit on the side of the plate,
they fuckin' drown 'em in it.
JULES
Uuccch!
やっぱ最高ですねこの二人!
台本読むだけで二人の会話が脳内再生されてニンマリしてしまいます。 (クォーターパウンダーやワッパーも今なら日本でも食べれるしね)
他にも「レザボアドッックス」とか「時計仕掛けのオレンジ」とか 「トレインスポッティング」なんかも下品でいいんじゃないでしょうか!
で、ここからが大事なんですが、英語のスクリプトだけだとどうしても意味がわからない表現が出てきます。DVDの日本語字幕と読み比べたとしても、具体的にどの部分が慣用句なのかとかがさっぱりな時があります。それに話を覚えているのに毎回DVD見るのも面倒くさい。
そこで超字幕もいいですが、安くあげたい人におすすめなのが、洋画のスクリプト対訳本です。
これの良いところは、台詞の横に慣用句とか難しいスラングの解説が出ているところと、大きい図書館なら大体有名どころが何冊か置いてあるというところです。
たとえば東京都図書館横断検索で「スクリーンプレイ」で調べると、結構ありますね。
なので近くの図書館で試しに借りて読んでみると、楽しい休日が過ごせるんじゃないかと思います。マジおすすめ。アマゾンでも中古だとものすごく安いので、欲しいのが見つかれば買っでもいいかもですね。
以上、パルプフィクション紹介したかっただけなんですが、なんとなく英語勉強に使えるサイトを紹介してみました。今Amazon見たら「ウォール街」も対訳本ありますね。いいかも。