FlashPlayer10 + FlashDevelop で環境構築
Flash Player 10がめでたく正式リリースとなったようなので、重い腰を上げて10に移行してみる。
まだCS4を持っていないので、無料おためしコースで開発環境を構築することにする。
Flashの無料環境は、以前より構築手順が簡単になってきてるのが良い感じ。
セットアップした環境は、以下。
- Windows XP
- Flash Debug Player 10.0.12.36
- Flex SDK 3.2.0.3794
- Flash Develop 3.0.0 Beta9
■ インストールの流れ
- FlashPlayer9を削除する
- FlashPlayer10を入れる(実行環境)
- FlexSDK3を入れる(コンパイル環境)
- FlashDevelop3を入れる(コーディング環境)
- 環境設定をする
- デモプロジェクトをコンパイルしてみる
■ Flash Player 9を削除する
開発時に10にしたいだけなら9を削除しないで、FlexSDK付属のplayer10で実行するほうがいいかも。
◎プログラムの追加と削除から、Adobe Flash Player 9 と名のつくものを削除
■ Flash Player 10を入れる
FlashDevelopのタブ内でSWFを実行する場合は、IEのプラグインをインストールする。
FlashDevelopから外部プレーヤでSWFを実行する場合は、FlexSDKに付属のプレーヤだけでもOK。
◎ここから最新のplayerをダウンロードしてインストールする。
Flash10コンパイラが付属するのはFlexSDKのver.3.2系なので、最新版をインストールする。
◎ここから最新のリリースをダウンロードして配置
- Stable Builds-Adobe Flex SDK-3.2.0.3794をダウンロード
- ダウンロードしたら解凍し、名前を変えて好きな場所に配置するだけ
- 以前は必要だったPlayerのversionの変更設定などは必要ない
■ Flash Develop 3を入れる
現在はver.3.0.0-Beta9が出ており、Flash10でのコード補完とかもしてくれるようなので、一度入れなおすことにする。
◎既存のFlashDevelop/FirstRunフォルダをどこかにバックアップ
■ 環境設定をする
お好みで、FlashDevelopのコーディング環境を設定する。
◎FlashDevelopを起動してメニューのToolsをクリック
◎日本語使用の設定
- 「Tools-Program Settings-Main-FlashDevelop-Misc-Fallback CodePage」を、「UTF8」に。
◎タブキー禁止の設定
- 「Tools-Program Settings-Main-FlashDevelop-Indenting-Use Tab Indents」を、Falseに。
- 「Tools-Program Settings-Main-FlashDevelop-Display-View Whitespace Character」を、Trueに。
- 「Tools-Program Settings-Main-FlashDevelop-Features-Use Tab Characters」を、Falseに。
◎FlashDevelopのショートカットは以下のページを参考
■ デモプロジェクトをコンパイルしてみる
◎ここからFlash10のデモプロジェクトをダウンロード
◎展開してFlash10Demo.as3projをクリックし、FlashDevelopを起動
◎Projectパネルの「Project Properties」アイコンをクリック
◎バージョンの確認
- 「Properties-Output-Platform-Target」が、「Flash Player 10」になってるか確認。
◎実行モードの設定
- 「Properties-Output-Test Movie」を、「Play in new tab」(IE ActiveX経由で実行)または、「Play in external player」(FlexSDK付属Player経由で実行)に。
◎コンパイラのパス設定
◎ライブラリのパス設定
- 「Properties-Compiler Options-External Libraries」に、たとえば「C:\Program Files\FlexSDK3\frameworks\libs\player\10\playerglobal.swc」を指定。
◎「F5」を押して、コンパイル&実行
◎特に設定しなくても、trace文も書くことができる